乾杯後のブレイクタイムを挟み、ゲストによるトークセッションが始まりました。
ゲストはセタオーレーベルseason2の制作にたずさわっていただいた6名。
先日の楽曲リリースを経て、プロジェクトへの想いを一人ずつお話いただきました。

ーゲストからのコメント

社会福祉法人藍　大野さん「セタオーレーベルの取り組みが、法人の理念の1つである障がいのある方の夢の実現につながると感じ今回参加を決めました。毎日聞いている何気ない作業音が楽曲として完成したものを聴いたとき本当に感動しました。素晴らしいプロジェクトに参加できてスタッフ、利用者のみなさんと喜んでいます。」

monq desginさん「今日は、北海道の江丹別町というところから車で旅をしながらここまできました！昨年も楽曲を制作させていただいたのですが、今回は福祉作業所さんでの集音から関わりたいと思い、エストニア在住のサウンドエンジニア・天野さんと立体音響を実現するマイクで集音をおこないました！私は2曲の楽曲を制作させていただいています。」

植田響さん「昨年に引き続き楽曲を制作しました。今年も参加できて光栄です。集音した音が本当にありのままの音なので、どのように表現するか毎回試行錯誤しながら作っています。自分がもし同じ場所にいて一緒に音を奏でるとしたらどんな演奏をするかな？と想像をふくらませ、今回は物語をイメージして作りました！」

YUJIAさん「四川出身者なのですが、日本に来てから世田谷を気に入って離れられなくなりました（笑）。普段は主にフォトグラファーとして活動しています。今年から本格的に音楽活動を広げていきたいと思っていたときにSETAGAYA PORTさんに声をかけていただき、参加しました。」

濱本一樹さん「僕は、実際にファクトリー藍さんとアンシェーヌ藍さんに見学に行き、絵を描きました。ファクトリー藍さんの絵は藍染めの藍を表現し、アンシェーヌ藍さんは僕には輝いて見えたので、それを絵で表現しました。本当に、こんな素晴らしい企画に参加できて感謝しています。」

会場のみなさんも、ゲストの熱い想いを頷きながら聞いていました。
トークセッションの後は、パフォーマンスタイムです。

今回アートワークを担当した濱本一樹さんの詩の朗読に合わせ、ジャズピアニストの植田響さんとミュージシャンでありコメディアンでもある森山真平さんによる音楽セッションを行いました。即興で生まれる繊細さと力強さが合わさった素敵なパフォーマンスでした。

さらに濱本さんの『街の輝き』という絵からインスピレーションを得て音楽が生まれるセッションも！SOY-POYメンバーに悟道さんの歌と、マサナオさんのドラムが加わり、monq desginさんがセタオーレーベルの集音した音をキーボードで鳴らすという新たな試みでした。
“世田谷の街の輝き”を歌っていると思いきや、他の街の地名で歌ってしまうという悟道さんのジョークには大爆笑が起きていました。

そしてパフォーマンスでたくさん笑ったあとは、ざっくばらんに交流を楽しんでいただきました。

福祉関係のお仕事をされている方や、ゲーム会社で音楽を作られている方、レコーディング関係のお仕事をされている方、主婦など今回もさまざまな方にご参加いただきました。その中でもゲームや音楽関係の方が多く、ご自身でカードゲームを制作されている方もおり、実際に参加者のみなさんで楽しむ場面もありました。

今回は、音楽と福祉が交差するセタオーレーベルの楽曲をさらに知っていただく機会となりました。これからもSETAGAYA PORTでは、世田谷から新しい可能性や価値観を発信していきます。プロジェクトやイベントへのみなさまのご参加をお待ちしています！

次回の「BARニューウェーブ世田谷」は年内最後の開催です！

地域で何か挑戦してみたいけど、まだぼんやりとしか分からない。SETAGAYA PORTに登録したけど、どうしたらいいか分からない。という方にも「BARニューウェーブ世田谷」はおすすめのイベントです。SETAGAYA PORTの雰囲気や、どんな方がいるのかなど、ぜひ気軽に参加してみてください。

▼次回イベントや、プロジェクトのご案内はコチラをチェック！
公式LINE：https://page.line.me/170xhzbs?openQrModal=true
公式HP：https://setagayaport.jp
公式インスタグラム：https://www.instagram.com/setagaya_port/