IMG_6852 (1) (1)

BARニューウェーブ世田谷

【開催レポート】豪徳寺駅近くのカフェ&工房「FIKAFABRIKENにてBARニューウェーブ世田谷を開催しました!

2025年7月29日、豪徳寺駅近くのカフェ&工房「FIKAFABRIKEN(フィーカファブリケン)」にて、「地域での子育て世代の働き方」をテーマにした交流会を開催しました!今回は初めての日中開催で、お子様連れでも参加しやすいスタイルにしたことで、子育て世代を中心に、これまでとは少し異なる層の方々にもご参加いただきました!

▼今回の会場:FIKAFABRIKEN
https://www.instagram.com/_fikafabriken_/

 SETAGAYA PORTでは、新たなチャレンジをする区内の事業者さんや、参加した方同士が新しい繋がりやビジネスのヒントを得られる機会として、定期的に交流会イベントを開催しています。

7月の会場となったのは、豪徳寺駅近くのカフェ&工房「FIKAFABRIKEN(フィーカファブリケン)」。

普段は夜に実施しているBARニューウェーブ世田谷ですが、今回は初めての昼開催!
テーマは「地域での子育て世代の働き方」。お子様連れでもご気軽に参加できるようにしたことで、これまで参加が難しかった方々にも新しい出会いと交流の場を提供する会となりました!

IMG_6757
IMG_6760

FIKAFABRIKENは、スウェーデンの焼き菓子やコーヒーを楽しめるカフェ&工房として豪徳寺にオープン。オーナーの小原愛さんは、都内で複数店舗を経営しており、子育てと仕事を両立するライフスタイルを実践しています。

店名にある「フィーカ」とは、コーヒーと菓子を囲みながら人と語らうスウェーデン文化のこと。留学先のスウェーデンでフィーカの習慣を知った小原さんは、その文化をお店の雰囲気やお菓子作り、日々の営みに取り入れています。

IMG_6765

イベント冒頭で、コミュニティマネージャーによる開会の挨拶とSETAGAYA PORTの説明をしたのち、オーナーの小原さんから、現在のお店を始めた経緯や仕事と子育てに対する考え方をお話しいただきました。

IMG_6772

スウェーデンでは共働きが一般的で、自身も子育てと仕事を両立する姿を子どもに見せたいと小原さんは考えてきたそう。子どもが小さくて今は理解できなくても、成長する中で親が好きなことを形にして、挑戦する姿を感じ取ってほしいという思いを語りました。

人々が、家事や育児をどうすれば楽しくできるかを考えること自体が心地よいという小原さん。職場と家庭が近くにあることは、地域の人々や子どもの成長と日常的に関わる機会につながり、大きな喜びになっていると言います。

また、地元でもあるこの場所にお店を開いたことで、中高時代の先生や先輩が子どもと一緒に訪れてくれたり、ベビーカーを押して立ち寄ってくれる姿もあり、人とのつながりを実感しているそうです。

店舗をリニューアルする際には、子どもが靴を脱いでゆったりくつろげるレイアウトに整えたそうで、その工夫にとても満足しているとのこと。「子ども連れでも安心してカフェを楽しんでほしい」という小原さんの思いが伝わってきました。

photo-output (1)
IMG_6791

会場には子育て世代を中心に、飲食店経営者、フリーランス、育児休業中の会社員、学生など幅広い層の参加者が集まりました。昼間の開催であったことから、お子様連れの参加者もいらっしゃり、和やかな雰囲気で子育てとキャリアについて互いの経験や考えを分かち合っていました。

参加者からは、「育休前は早く復帰して仕事に集中したいと思っていたが、子どもと過ごす時間の大切さに気づき、より長く育休を取りたいと考えるようになった」といった声も。さらに、出産前後にお店を起業したり、産後に独立した体験など、子育てを通じた価値観の変化や、ライフステージに応じたキャリアの選択をめぐる話題が多く交わされていました。

子育てをしながら多忙な日々を送るなかで、自分自身の人生をどう前向きに捉えるかを改めて考えるきっかけとなったようです。

IMG_6786
IMG_6796 (1)

今回のイベントはSETAGAYA PORTとして初めて昼間に開催し、子育て中の方や夜間の参加が難しい方々にも参加の機会を広げることができました。

IMG_6804