地域や発酵の話題で盛り上がりました！
参加者の中には自宅で発酵食品を作っている方も！！

 
食前には、沖縄で馴染みのある発酵飲料「ミキ」をいただきました。一般的にお米やさつまいも、麦などを原料として作られる「ミキ」ですが、今回は薬草でもある徳島の藍もブレンドされており、初めの味わいに興味津々でした！

参加者のみなさんでカンパイした後は、恒例のSETAGAYA PORTのご紹介や、参加者の皆さんの自己紹介タイムを行います。

今回の参加者には、グラフィックデザイナー、内装デザイナー、エンジニアなど、ものづくりの業界で働いている方が多く、「発酵」以外の共通の話題でも盛り上がっていました。「発酵」と「ものづくり」、一見かかわりが薄いと思いがちな組み合わせですが、こんなに興味がある方が多いとは、驚きでした。

そのほか、酒蔵を見学した際の経験談や発酵食品を作る際のアドバイスなど、それぞれの参加者がお持ちの「発酵」に関する情報を交換し、親睦を深めました。

（古代小麦を使用した鶏の唐揚げ、ビーツとお野菜のピザ、ヒエのコロッケ）

参加者の取り組みについてお伺いすると、グルテンフリーのお料理を紹介している方、エシカルな調理器具の販売を始めた方、電子機器のアップサイクルを考えている方、子ども向けのワークショップや絵本を作りたい方など、みなさん沢山のアイデアを持っており、それぞれのアイデアに共感していました。

実際に、イベントの中でコラボレーションや気軽な繋がりが広がっていくのがBARニューウェーブならではの良さです。

また、多くの参加者が、会社から独立したので世田谷とのつながりを作りたい、社会貢献に興味があるなど、これから地域に根差して活動をしていきたい、という想いがきっかけで、SETAGAYA PORTや今回のイベントに参加していただいているようでした。

イベントの〆は鯖の冷や汁。優しいお味噌とたっぷりの薬味が最後まで食欲を促してくれます。さらに、60年間、継ぎ足し続けているぬか床で作られたぬか漬けには参加者のみなさんも驚かれ、そのお味も大好評でした！
そして、イベント当日は中秋の名月の前夜だったのですが、お店のご厚意で新月、満月の日限定の発酵玄米を特別にご提供いただきました！体の内側から元気の出るお料理の数々に、こころも身体もすっかり満たされた様子でした。

最後は参加者で集合写真の撮影。内装に関心のある参加者へこだわりの店内を案内する一幕も。

今回は、少人数での開催となったことで、より個人個人の想いやこだわりのお話が生まれる楽しい時間となりました！これからもSETAGAYA PORTにご参加いただいているみなさんと、面白い挑戦を広げていきたいと思います。