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イベント

【後編】エシカルメンバー発信!「Ethical Gift Market」体験レポート


この記事は12月4日に開催された「Ethical Gift Market」についての体験レポートです。当日の会場の様子や出店者さまのご紹介を行います。
(写真:エシカルメンバー 上本 里恵 書き手:エシカルメンバー 妹尾 龍都)


 世田谷発のアイデアをカタチにする「SETAGAYA PORT」内にエシカルプロジェクトが発足!過ぎ去る2021年12月4日(土)に「Ethical Gift Market」を世田谷区・三軒茶屋で開催しました。心配されていた雨が降ることもなく、当日のイベントは大盛況!
手前味噌ではありますが……贈り手から貰い手に。相手を想うココロと一緒に、エシカル消費の連鎖を生み出せたのではないかとメンバー全員が思っています!



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とても良いイベントになった!ということで、当日のレポートを前編後編に分けて公開中。後編の今回は前編でご紹介しきれなかった7店舗の魅力についてお伝えしてきます。ご紹介順は当日配布していたパンフレットに沿って、会場に設置したツリーを中心に反時計回りで行なっています。
それでは早速、「SUSTAINABLE life style」さんからスタート!




6. SUSTAINABLE life style

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SUSTAINABLE life style」さんは、サスティナブルな商品を集めたECセレクトショップ。普段はオンライン上のみの活動らしいのですが、イベントの趣旨にご賛同いただき今回は特別に出店。大豆やドライフラワーを原料としたハンドメイドキャンドルなど、生活を豊かに彩ってくれるアイテムが並びます。


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実はオーナーを務める新垣さんも「SETAGAYA PORT」のメンバー。「サスティナブルという言葉を聞くと、どこか我慢しなくちゃいけないというような気持ちになりませんか?そんな気持ちを払拭して、楽しみながらサスティナブルな生き方を送れるお手伝いをしたいと思ってショップを立ち上げました」。ショップのアイテムはオンラインですぐにチェックできるので、ぜひサイトをのぞいてみてくださいね。



7. iiMaquet

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会場の正面口から真裏のブースは「iiMaquet」さん。年間600万トン以上と言われる食品ロスの問題に立ち向かうべく“食べられるのに、棄てられるはずだった野菜”を単に安売りというわけでなく、納得性のあるリーズナブルな適価で販売されています。
将来的にはお店で販売しているお野菜を使った料理を提供するレストランを建てる計画なんだとか。


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ちなみに“iiMaquet”という店名は、両サイドの“i”と“t”を抜くと“iMaque(いまクエ)”に。「良いことはためらわずに早くやるのが得」という意味の「旨いものは宵に食え」というコトワザもありますが、イベント当日は来場者がひっきりなしにお野菜を購入されていてお話を伺うタイミングを計るのに苦労しました(笑)。



8. 社会福祉法人せたがや樫の木会 世田谷区立下馬福祉工房

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ちょっとしたクリスマスギフトにぴったりなお菓子をご用意していただいていた「社会福祉法人せたがや樫の木会 世田谷区立下馬福祉工房」さん。こちらのお菓子は知的障害のある方が、施設に備え付けられた工房で一点一点手作りされています。
利用者さんが描かれた色使いの素敵なプライスカードの絵にも注目!


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なかでも人気なのが、しもまる君サブレ。しもまる君の表情は一枚一枚違っていて、イベントではサンタさんバージョンも準備されていました。わたしは小学校1年生くらいの女の子が「クリスマスの日〇〇ちゃんにプレゼントしたい!」なんて言っている姿を目撃!まさにエシカルマーケットの目的通りや!な〜んて心がほんわかした気持ちになりました。



9. Shootup

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クリエイターと社会を結ぶショップ「Shootup」。代表の加藤さんは、イベント当日の朝、「おっはよーございます!」と元気いっぱいに登場されました。ちょっと飛躍した考えかもしれませんが、気持ちの良いあいさつもエシカルな行動と言えるのではないでしょうか。だって人と人とのつながりを生むし、周りの人の気持ちをあたたかくしますから。そんなことを加藤さんから教わりました。現に加藤さんの周りはいつも笑顔でいっぱい!


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グッズのなかでとりわけ気になったのが、デザイナー川村さんが提案している「Knap」。山形県の峰田メリヤス工場とタッグを組み、果物やワインボトルに被せるニットカバーを作られています。「テーマはモノがまとう服です。お土産で果物を持って行くときよく見かけるプラ製のカバーでは味気ないし環境にも悪いと思いました」とデザイナーの川村さん。



10. フェアトレードタウン世田谷推進委員会

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今回のイベント開催にも協力をしてくれた「フェアトレードタウン世田谷推進委員会」さん。世田谷区はサスティナブルな暮らしを送る人々が集う街。その認知を広めるために、世田谷区のフェアトレードタウン認定を目指し活動されています。


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ブースには「日本ケニア交友会」さんも販売されていたケニア紅茶や、「タトル明大前洋菓子店」さんのムービーチョコレートなど、世田谷区のエシカル商品がズラリ。そんななかわたしが注目したのは、マサイ族のお母さんたちのハンドメイドジュエリーについたタグ。そこにはエシカル商品であることや売上金の使い道などが書かれていました。“ただ買う”だけでなく、“理解をして買う”お手伝いをしてくれているのだなとエシカルの連鎖を感じました。大切!



11. 株式会社グリーンディスプレイ

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会場のシンボルとなった大きなクリスマスツリー。夜になると電飾がキラキラ輝きはじめ、とってもロマンチックなムードを演出してくれていました。本当にキレイだったなぁ。そして、そんなツリーを準備してくれたのが「株式会社グリーンディスプレイ」さんです。
商空間やオフィスといった人が集う場所に、植物などの自然の素材を用いた環境演出のご提案をされています。



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なので、通常は商品の販売などはされていないんだとか。ただし今回はトクベツに海外から直輸入されたクリスマスのオーナメントをご準備いただきました!写真に写っているモノは紙でできたオーナメント。ハートの縁からはクリスマスムード高まるスパイシーな香りが♡カメラマンの上ちゃん即買い!



12. I&Drink Stand

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そして、このレポートのトリを飾るのは「I&Drink Stand」さん。良質にこだわったオーガニックプロテインスムージーを販売されています。イベントの当日は自前のキッチンカーでご出店いただきました。スタッフの女性おふたりにお話を伺うと、両名とも平日は会社員として働いているんだとか!働く女子の週末限定キッチンカー。ドリンクの効力に説得力も増し増しなエピソードでした。


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12月4日はほんと〜に寒かった。だからと言ってはなんですが、エシカルメンバーは「I&Drink Stand」さんから度々ホットドリンクを購入しておりました。特にみんなの心を掴んでいたのはリッチショコラベリー。見た目はホットチョコレートそのものなんですが、飲むと意外や意外甘過ぎずとってもウマい!冷えた身体に染みました〜(感謝)。




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以上で、出店者さま全店のご紹介を終了! いや〜。正直まだまだ書き足りない気持ちでいっぱいです(笑)。本当〜にどのお店も魅力的でした。
最後にスタッフの集合写真をどうぞ!ちなみにポスターを持っているのが、今回のイベントのリーダーでありムードメーカーのしのしゅんさんです。写真ではスンっとされていますが、人の笑顔を引き出す笑顔の持ち主!現業との両立、お忙しいなか尽力していただき感謝の気持ちでいっぱいです!


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最後の最後にイベントを振り返ってみて、わたしから一言だけ。正直に白状すると「エシカルってなに?とりあえず楽しそうだからスタッフに応募してみよ」ってな気分で今回プロジェクトに参加していました。
でも実際にイベントに携わってみて、「エシカル行動って、結局は人への思いやりなんだな」とつくづく実感することに。だって、このイベントに関わっていた人みなさん、本当に気持ちの良い方だったんですから。そう思わずにはいられませんでした。“モノだけじゃなく、ココロのエシカルもある”わたしにとって「Ethical Gift Market」は、そんなことに気づかされるイベントでした。
ぜひ来年も開催を!贈り手から貰い手に。相手を想うココロと一緒に、エシカル消費の連鎖を一緒に生み出しましょう♪

写真:エシカルメンバー 上本 里恵 書き手:エシカルメンバー 妹尾 龍都