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【開催レポート】『身近な課題をエンタメで再発見!下北沢アイディア会議』ワークショップ
2025年3月10日(月)に、北沢タウンホールにて、『身近な課題をエンタメで再発見!下北沢アイディア会議』 を開催しました!参加者の熱狂と共に終わった『下北沢アイディア会議』当日のイベントの様子を写真と共にレポートします!
2025年3月10日(月)に、北沢タウンホールにて、『身近な課題をエンタメで再発見!下北沢アイディア会議』 を開催しました!
様々な地域課題に対してビジネス手法を用いて取り組むことをテーマに、SETAGAYA PORTとともにアイディアを加速させ、実現する「Seta Co Crea セタ・コ・クリエ」。
(詳しくはこちら https://setagayaport.jp/news-events/seta_co_crea )
今回「Seta Co Crea セタ・コ・クリエ」では、エンタメ要素を使って、地域課題を「より伝えやすくする」「考えるきっかけをつくる」イベントを、舞台制作団体アメツチ( https://shimokita.college/)の監修の元、シモキタカレッジ(https://shimokita.college/ )の学生さんとともに企画を制作しました。
舞台制作団体アメツチは、次世代がエンタメのプロフェッショナルと共創した下北沢でのエンタメフェスを実現したいという想いをお持ちで、その想いから今回の『下北沢アイディア会議』のイベントを行う運びとなりました。
参加者の熱狂と共に終わった『下北沢アイディア会議』当日のイベントの様子を写真と共にレポートします!
『下北沢アイディア会議』は、エンタメ業界で活躍するゲストを交えたトークセッションや、俳優が実際に演じるシチュエーション寸劇を用いたアイデアワークショップを通じて、『どのようにすれば、より人と人の接点をつくれるのか、コミュニケーションを活性化させることができるのか』を参加者とともに考えます。
イベント当日は16名の参加者がワークショップに参加しました。
冒頭は、後半で行うアイデアブレストの意見を活性化させるため、「下北沢のエンタメの今と今後の可能性」をテーマに、トークセッションを行いました。
《トークセッションゲスト紹介》
■隈本 由夏(俳優)
●CM
高知LAWSON 文旦シュークリームと文旦シフォンケーキ NA 撮影・製作:(株)MADLABO
高知LAWSON
さくらガールズ弁当 NA
撮影・製作:(株)MADLABO
●映像
2023年11月 ゴールデンカムイ エキストラ
2023年3月 ゼロの音 司書役
2023年 演じないを演じる 監督役
2023年7月 ガールズリテラシー なお役
2024年8月 毒恋 タクシードライバー役
2024年8月 サイコウさんは最高です! 店員役
など
■櫻井孝佑(株式会社あおとき代表取締役)
下北沢に根差したデザイン会社あおとき代表。アートディレクター、グラフィックデザイナーとして「遊び心で社会を彩る」をモットーに、個人から大企業まで幅広くデザインに携わる。 自社の下北沢ローカルメディアを基盤に地域との関係値を深め、イベント実施やNFTによるまちづくりの可能性を探る実験を繰り返す。 その一環で本年から下北沢のつながるコミュニティスペース「SHIMOLAB.」を開設。より地域に根付いた活動を展開していく。 2児の父。子どもの名前は「あおば」と「きい」。 いつか下北沢に保育施設を作ることが夢。
https://www.instagram.com/aotoki.shimokita/
■ごどう(コメディアン)
2018年に渡米し、NYで即興のコメディー「インプロ」を学ぶ。即興で生まれるコメディーの緊張感、綱渡りの感覚に心奪われ、現在まで下北沢を中心に即興の舞台を催している。 2022年4月から仲間と共にコワーキングスペースを間借りする形で舞台付きのBARスペース「SOY-POY」を運営。さまざまな表現のイベントを企画/運営し、「表現は最高のもので、上手い下手なんて二元論では語れないものである」という言葉を胸に、誰かの表現活動をサポートし続けている。
https://www.instagram.com/soy.poy_/
以上3名に、エンタメや下北沢を様々な視点から語っていただきました。
トークセッションでは、多くの表現者が集い、様々なカルチャーが混在する下北沢の魅力や、その一方で新たに下北沢に足を踏み入れる方からすると少しその輪に入りにくい一面も感じているなど、実際に下北沢で働いたり、暮らしているからこそ見えてくる課題を聞くことができました。
次に、ゲストのトークセッションでエンタメや下北沢への知見や想いを膨らました参加者に、「下北沢エンタメフェスを行うとしたら、みんながやってみたいこと」を考えてもらいました。
・街中で、同時多発でいろんなエンタメのショーを開催したい。
・街の歴史をフラッシュモブのように演劇をする企画をしてみたい。
・下北沢の街の成り立ちや歴史を含めて、エンタメを通して下北沢を知ることができるイベントがあったら面白そう。
・いろいろな文化が深く根付いているからこそ、初心者でも楽しめる、“入り口”みたいなフェスがあったらよさそう。
など様々なアイデアが飛び交いました!
そんな参加者からあがった「下北沢エンタメフェスを行うとしたら、みんながやってみたいこと」のアイデアの中で、『下北文化祭』を今回の寸劇のシチュエーションとして、俳優さんが実際にシチュエーション寸劇を行いました。
『下北文化祭』をテーマに即興で繰り広げられる寸劇に、参加者やトークセッションゲストのごどうさんも飛び入りで舞台に上がり、一緒に寸劇を演じました。
寸劇内では、お笑いをやりたい人、ダンスをやりたい人などが多く存在する下北沢がある一方で、『下北文化祭』を企画する際に、参加するハードルや輪に入り込む難しさから、それぞれのカルチャーやコミュニティが個々で楽しむ姿が表現されていました。
寸劇が終わり、いま観た『下北文化祭』の寸劇を題材として、『どのようにすれば、より人と人の接点をつくれるのか、コミュニケーションを活性化させることができるのか』を参加者にアイデアを考えてもらいました。
・楽しげな音楽がかかっていると輪に入りやすいのではないか。
・乾杯などのように、所作やセリフが決まっているものから始めてみると初めての方でも参加しやすいのではないか。
・自主性を促すため、自分が見てみたいものを選べるチケット制を取り入れてみるのはどうか。
など参加のハードルを下げたり、コミュニケーションを加速させるアイデアが飛び交いました。
そして参加者からあがった『どのようにすれば、より人と人の接点をつくれるのか、コミュニケーションを活性化させることができるのか』のアイデアを寸劇に取り入れて、もう一度俳優さんたちがシチュエーション寸劇を実演しました。
先ほどとは一変、楽しげな雰囲気で会場全体を巻き込み、様々な人、カルチャーの方々が混在し楽しむ新たな『下北文化祭』の姿がそこにはありました。
陽気な音楽が流れる会場、会を仕切る司会者、乾杯や踊りを通じて輪の中に巻き込む人など、参加するハードルが下がったり、コミュニケーションが取りやすい状態が生まれてました。
その楽しげな様子に参加者も舞台上に上がり、参加者同士で乾杯を交わしたり、一緒に踊りだしたりなど、自然多発的に至るところで明るく賑やかなコミュニケーションが発生していました!
会の終わりにはみんなでアイデアを取り入れたことで、どのようにシチュエーションがどう感じたか・どう変化したかを全体で考察しました。
参加者からは、
・会や輪の中に巻き込む人がいることが大切
・盆踊りや乾杯のような、パターン化されている動作を取り込むことで参加しやすくなった
・一度輪の中に飛び込んでしまうことで新たな自分を表に出せることに気づけた
など些細なきっかけが、より人と人の接点をつくり、コミュニケーションを活性化させることができる気づきへとつながり、エンタメの力を改めて感じられる機会となったようです。
「Seta Co Crea セタ・コ・クリエ」では、様々な地域課題に対してビジネス手法を用いて取り組むことをテーマに、「より伝えやすくする」「考えるきっかけをつくる」の機会を今後とも作っていけたらと思います!
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公式HP:https://setagayaport.jp/