『セタオーレーベルseason2』新たな7曲を11月3日にリリースいたしました！

＜セタオーレーベル公式サイト：https://setagayaport.jp/setaolelabel/＞

■セタオーレーベル（seta ole label）とは

「セタオーレーベル」とは、2022年より始動した福祉×クリエイターによる音楽プロジェクト。「音楽」という表現を通じて、福祉という概念やそれぞれの背景を超えた、新たな関係性や価値観を生み出すべく発足しました。

世田谷区内の福祉作業所で集音した世界に一つしかない音と、アーティストの感性をかけ合わせて楽曲を制作。誕生した音楽を「セタオーレーベル」にて発表しています。
2022年にリリースした3曲の総ストリーミング再生数は約1万4000回を突破しました。

「セタオーレーベルseason2」（以下、season2）では、社会福祉法人藍の「ファクトリー藍」「アンシェーヌ藍」のみなさんと5名のアーティストで制作した楽曲、全７曲をリリースしました！制作した楽曲はあらゆる音楽配信プラットフォームにて国内外へ配信しています。

楽曲配信によって得た収益を福祉作業所やアーティストとシェアすることで、新たなビジネスモデルづくりも目指していきます。
本プロジェクトによって生まれた楽曲を個人やさまざまな施設のBGMとして利用していただくなど、セタオーレーベルの活動を広げる事により、さらに次の活動へと繋いでいきます。

＜楽曲ができあがるまで＞

season2では世田谷区内の社会福祉法人藍の藍染工房「ファクトリー藍」、フレンチレストラン「アンシェーヌ藍」のみなさんが作業をされている中で生まれる音を集音。
藍染めに使う水をかき混ぜる音、機織りの音、藍染めの模様に使うフィルムケースを外す音、レストランの食器を重ねる音、店内で利用者さんが演奏をされるハープの音など、一人一人が得意な作業や夢中になれる作業を行う中で生まれる35の音を集音しました。

楽曲制作は昨年より引き続きご参加いただいたmonq design、hibiki uedaに加え、[.que]、takeyuki hakozaki、YUJIAの新たな3名が参画。グローバルに活躍する5名のアーティストとのコラボレーションが実現しました。集音時の写真や集音トラックから現場の様子を感じていただき、「ファクトリー藍」「アンシェーヌ藍」からインスピレーションを得た7曲が完成しました。

▼集音の様子

 ◯理事長大野圭介さんよりコメント
「福祉事業所を利用しているみなさんが日常で何気なく出している音がどんな音楽になるのか興味津々で参加させていただきました。日頃あまり交わることのない福祉とクリエイターの出逢い！とっても素敵な試みです。たくさんの方々に聴いて頂けると嬉しいです。」

＜社会福祉法人藍＞
「一人ひとりの夢の実現を目指す その力を世の中の為に活かし、共生社会を目指す」を理念に、創業1983年から変わらぬ想いで活動する。世田谷エリアにて、就労継続支援B型事業所「ファクトリー藍」「アンシェーヌ藍」、共同生活援助事業「ガーデン藍」、特定相談支援事業「コンシェルジュ藍」を運営する。

■5名のコラボレーションアーティスト・楽曲

monq design「まざる音 Factory」

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/hgnMVm3s 

 
monq design「まざる音 Restaurant」

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/7yVRznpP

＜monq design profile＞
2013年カンヌ国際映画祭SFC上映作品「Cheap Ceremony（福尾康平監督）」のサウンドトラックを担当したことをきっかけに、海外の演劇音楽の制作やショートフィルム、映像作品などへ楽曲提供を行う。 2015年にUndo Recordsからリリースした、ギリシャ人アーティストTasmanとの共作アルバム「Ambivert」以降は歌手としても活動を開始。 NHK北海道による地域密着ドキュメンタリー「30DAYS」ではテーマ曲とオープニングナレーションを担当。アンビエントからポップス、生音からエレクトロニカまで、ジャンルに囚われない不可思議系トラックメイカー。
公式サイト：https://www.monqdesign.com/

[.que]「Ai」

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/D2YUV0Bn

＜[.que] profile＞
徳島県出身湘南在住。幼少期よりギターを独学で学び2010年より[.que]名義で本格的に活動を開始。 新たなる『日本』から発信される才能、フォークトロニカの新星として活動初期より注目され、一聴して伝わるメロディー、美しい楽曲は世界中から大きな賞賛を浴びている。
近年ではインストゥルメンタル作品のみならず、作詞作曲編曲のすべてを手掛け、枠に捕われない自身の音楽性を発揮。作品のみならずCM音楽、空間演出音楽も多く手掛け、その他楽曲提供やリミックスなど活動は多岐に渡り様々なコラボレーションを行っている。
ライブではフェスへの出演、海外アーティストとの共演、また海外ツアーも経験。
バンドルーツを感じさせる楽曲、パフォーマンスに魅了される人も多く、さらなる活躍が期待される音楽家である。
常に「今、鳴らしたい音」を表現し続けている。
公式サイト：https://que-music.net/

Takeyuki Hakozaki / Tetsu Yamamoto「Hand in Hand」

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/chFNRBPP

＜Takeyuki Hakozaki profile＞
Sound Artist
大学在学中にPollypraha名義で作曲、演奏を始める。その後実験音楽に傾倒し、スティーヴ・ライヒ、フレデリック・ジェフスキ、モートン・フェルドマンなどに大きな影響を受け、「拡張されたミニマリズム」をテーマとした音源の制作、ライブパフォーマンスを行う。
Pollyprahaではオープンリール、ユーロラックモジュラーシンセサイザーの演奏を軸に、エレクトリックギター、ピアノ、グロッケンシュピール、フィールド・レコーディングによる環境音を織り交ぜたにした作品を制作している。 
これまでtaalem（ベルギー）creation centre（アメリカ）mimi records（ポルトガル）Post-Rift（フィンランド）El Muelle Records（スペイン）Mystery Circles(アメリカ)等から音響作品をリリース。
広告音楽家としては、Lexus、資生堂、Sony、ANA、Asics、New Balance、Ikea Japan、JR東日本、東京メトロ等のCM音楽を制作する。そのほかにオムロンATC-TOKYOの環境音制作、東京モーターショーメインプログラムの立体音響制作など、企業とコラボレーションした音響空間の設計なども行なっている。
公式サイト：https://takeyukihakozaki.com

Hibiki Ueda「Natural II」

前回のスタイルを引き継ぎ、いただいた環境音をなるべく自然のありのまま使用しました。
集音した場所の雰囲気も伝わるようにしたいと思い半分は劇伴のような入りにしました。
みなさんとそこにある道具達と一緒に音楽を作っている感覚で作りました。（feel byファクトリー藍）

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/avy649ve

＜Hibiki Ueda profile＞
5歳からクラシックピアノを、高校からジャズピアノをはじめる。洗足学園音楽大学ジャズ科へ進学し、大学卒業後、単身渡米。ニューヨーク市立Queens College Aaron Copoland School of Muisc修士課程に入学、ジャズ作曲を専攻し、ルイ・アームストロング“サッチモ”アワードにも参加。卒業後にニューヨーク市内のクラブや教会で演奏活動を展開。また、表現者・アーティストの団体“yosemic”を主催。2020年に帰国し、映像音楽作家としても活動するジャズ・ピアニスト／作曲家。
公式サイト：https://www.hibikiueda.com

YUJIA「each piece」

一工程ずつ、一人一人が手作業で丁寧に仕上げていく、自然な流れで作品が出来上がる様子を想像して作ってみました。　（feel byファクトリー藍）

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/btec0gg4

YUJIA「one day」

ストリーミング再生はこちら：https://linkco.re/961A3svv

＜YUJIA profile＞
中国四川省生まれ、2017年来日。 中学生の頃からインディーズミュージックに影響を受け、2016年に中国で初シングルをリリース。 普段は東京でビジュアルデザイナー、フォトグラファーとして活動する。 2023年「YUJIA」として日本で正式な音楽活動を開始。主な制作ジャンルはAmbient, instrumental, chill, easy-listening。映画などのサウンドトラックも手がける。
公式サイト：http://www.sueyuka.com

■イメージアート

season2では、SETAGAYA PORTメンバーである濱本一樹さんにアート作品として、ファクトリー藍、アンシェーヌ藍をイメージした2枚の絵を描いていただきました。

一樹さんとのコラボレーションのきっかけは、SETAGAYA PORTのオンラインチャットTailor Worksでのご相談でした。世田谷区八幡山に新しくオープンされた「ギャラリーオレンジ八幡山」では、絵と詩を書くことが好きな一樹さんの作品の展示や、ギャラリーを通した地域とのコラボ、障害の理解やダイバーシティについて考える場としてご家族で運用されています。 お話をする中で本プロジェクトにご賛同いただき、実際にファクトリー藍、アンシェーヌ藍へ訪問し、一樹さんご自身が感じたことを絵と詩に表現してくださいました。

「青く輝く光」

闇を灯す光のシャワー
君が君自身であるために
その光で君を満たしたい
魔法の雨の中・・・
君も優しい光で人を満たすことができる
ハープの音色は物語を知ってる
この部屋でみんなが希望に満たされる

 「藍に眠る夢」

障がいって生きて行く上で どんな人にもつきものなんじゃないかな？
深海は死が沈んでるところ
でもそこに小さく輝く夢も沈んでる
暗くて静かで水圧でしめつけられる場所
でもその底に行かないと夢は拾えない

深海は昔は明るいステージだったんだ
藍と一緒に冒険に出よう
夢をひろいに行こう・・・

◯濱本一樹さんよりコメント
「セタオーレーベルの話を聞いた時、とても素晴らしい活動だと思いました。楽曲を聴くと別世界に入り込んだような感覚になり、絵の表現が降りてきました。コラボレーションができて、嬉しかったです。」

＜濱本一樹 profile＞
2000年生まれ。アーティスト。ダウン症候群。幼い頃から絵を描くことが好きで、中学2年生から毎日欠かさず、一編の詩や絵を創作することを日課にしている。2023年7月、世田谷区にギャラリーオレンジ八幡山をオープン。同ギャラリーのCHO(Chief Happiness Officer）を務める。
公式サイト：https://gallery-orange-hachimanyama.jimdosite.com/
インスタ：https://www.instagram.com/gallery.orange8/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

「セタオーレーベル」では、お店や公共の場等のBGMとして利用していただける事業者様や、コラボレーションいただける世田谷区内の福祉作業所様、クリエイターの方を随時募集しております。ぜひ下記よりお問い合わせください。
＜お問い合わせはこちらから＞https://setagayaport.jp/setaolelabel/#contact

 ▼セタオーレーベル公式HP
https://setagayaport.jp/setaolelabel/

▼Apple Music
https://music.apple.com/jp/artist/1646779184

▼Spotify
https://open.spotify.com/artist/7l0lxcyiqNemm8RlGKWyo9