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【開催レポート】デジタルファッションデザイナーってどんなお仕事?体験型キャリアデザイン教室 IN世田谷
8月26日(土)に、ココネ株式会社のご協力のもと、区内在住の小学生のお子さんに向けた「体験型キャリアデザイン教室」をココネさんの本社食堂にて行いました!
本記事は、当日の様子をレポートいたします。
今回の体験型キャリアデザイン教室では、「デジタルファッションデザイナー」というデジタルとファッション・アートが融合した新しい職業・仕事を知り、体験することで、子どもたちが「未来の仕事を想像する力」を養い、将来の選択肢を拡張する場を目指しました。
第1部では、デジタルファッションデザイナーとはどんな仕事で、どんな役割分担や作業工程をしているのかなど、ココネで働くデザイナーの方々に教えていただきました。
その中で、事前に皆さんからいただいていた「デジタルファッションデザイナーに聞いてみたい事」に答えていただく時間も設けました。
多くの質問をいただき、その中でも、いつ頃からこの仕事につきたいと思ったのですか?どうやったらデザイナーになれますか?美術系の大学を出ないとなれませんか?といったデザイナーになるための質問を多く頂きました。デザイナーの方々に今の職業に就いた経緯や方法のお話頂きました。デザイナーの皆さんのお話からイラストやキャラクターに対する想いが強く、本当に好きでデザインをされているんだと感じました。
続いて第2部では、パソコンとペンタブレットを使ったデザイン体験です。
まずは描く衣装のお題(アイドル・ファンタジー・レトロ等)とペンタブレットとデザインツールのPhotoshopの使い方を教わりました。
使い方を学んだあとは、いよいよ実際にペンタブレットを持って、それぞれ子どもたちが自分で選んだお題で描き始めました。
Photoshopやペンタブレットに触れたことのあるお子さんも少しいらっしゃいましたが、ほとんどがペンタブレットは初めての子が多く、衣装の完成まで何人かいけるといいな。という予想でしたが、みんなすぐペンタブレットの使い方を覚えて、全員が完成まで辿り着き、アクセサリーまで描いているお子さんもいました。
ココネのデザイナーさんからも「子どもたちの質問も具体的で、『こういうことがしたいので、そのための機能を使うにはどのメニューを選べばいいのか』や『こういうものが描きたいので、どうしたら良くなるか』のようなものでした。デジタルでできることを理解し、何をしたいのか自発的に考えられるんだな、ととても感心しました。」というメッセージを頂きました。
そして、保護者の方たちに作品をお披露目し、最後はココネさんの会社見学もさせていただき、イベントは終了いたしました。
子どもたちが集中してデザインに取り組む姿と、お披露目の時の保護者の方々との和やかなやり取りがとても印象的でした。
今回は、ココネのデザイナーの皆さんから直接働き方やデザインを教わる機会を提供しましたが、今後もSETAGAYA PORTでは子どもたちの将来の選択を広げられる体験をつくっていきます。
ぜひ今後の活動もお楽しみに!
▼前回のキャリアデザイン教室はこちら
https://setagayaport.jp/news-events/careerdesignreport_202209
▼ココネ株式会社
https://cocone.co.jp/