参加者のみなさんが揃ったところで、SETAGAYA PORTへの理解を深めていただくため、コミュニティマネージャーの谷口より活動内容を説明させていただきました。

そして、会場としてご協力いただいた「フォーハーツカフェ下北沢」を経営する大木さんより、山梨での取組みと下北沢店を運営する想いをお話いただきました！

大木さんは山梨で「ワインツーリズムやまなし」というイベントや、ワインを気軽にわいわい楽しめる場所として「フォーハーツカフェ」を立ち上げました。

「ワインツーリズムやまなし」では、参加者自らプランを立て、専用の循環バスでワイナリーやワインを楽しめる飲食店を巡ります。生産者との会話や、ワイン産地ならではの歴史、風土、食などを体験してもらえる場を提供し、"ワイナリーのある地域に行って楽しむ"という観光スタイルを提唱しました。このような取組みを通して、山梨にワインを飲む文化や産地を散策する新たな消費行動を確立させました。

大木さんは生産者の想いと産地としての文化を守り、自分たちのまちを次の世代につなげたいという一貫した想いで活動されています。
さらにワインツーリズムの仕組みを、ワインに限らずあらゆる商品の生産地にも活用できたらという想いを届けるために「フォーハーツカフェ下北沢」を運営されています。参加者のみなさんも大木さんの取組み事例を興味深く聞いていました。

そして、全員の手にドリンクが行き渡ったところで乾杯！

同じテーブルに座っていた参加者の方との交流からスタートしました。

この日最初の1杯目に提供いただいた白ワインも生産量の少ない貴重な山梨のワインで、味の変化を楽しめる商品でした。ひと工夫されたおいしい料理との相性も抜群！

またクラフトビールは、ワインのように樽で熟成させた非常に珍しいビールで、驚きの声があがっていました。とても個性的な味でおもしろいのでぜひ試してみてください、とのアナウンスにさっそくオーダーされる方も。

そして会場が温まってきたタイミングで参加者1人ずつの自己紹介タイムを行いました！

バリスタやデジタルマーケティング、AI関連のお仕事をされている方など今回も多種多様な方にご参加いただきました。また、12月3日に開催した「Ethical Gift Market 2023」にてボランティアSTAFFをしていただいたメンバーの方もご参加くださいました！

「Ethical Gift Market 2023」についてはこちら
▶︎https://setagayaport.jp/news-events/ethical_gift_market2023

地域への関心のあり方もさまざまで、偶然にも発酵デパートメントでも取り扱う日本酒の製造技術をベースにしたお酒（クラフトサケ）を醸造する「稲とアガベ」への転職が決まっている方や、カレーを通じたコミュニティづくりに関わる方、友人と静岡で学生向けのキャリアイベントを企画されている方、地方への移住を考えられている方、地域の特産品のPR事業を独自に準備されている方などがいらっしゃいました。

いろんな各地域での取組み事例の話を聞いてみたいという方もおり、それぞれの仕事や個人としての活動の話題でも盛り上がっていました！

今回は、SETAGAYA PORT HUBで実施している面談「セタガヤミライカイギ」をきっかけに参加いただいた方も3名いらっしゃいました！
本業のほかにも都市や地方などの地域への関わりを持ちたいと思っている方が多くいらっしゃることが伝わる会でした。

 SETAGAYA PORTの年内のイベントはこちらが最後となりましたが、今年も数えきれないほどたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました！
「BARニューウェーブ世田谷」では、毎月の開催規模も少しずつ大きくなり、エシカル、クラフト、クリエイティブと持続可能性などさまざまなテーマで開催することができ、新しい出会いやプロジェクトへの参加も生まれました！

年明け以降も「BARニューウェーブ世田谷」をはじめ、ご参加いただける新たなプロジェクトの準備も進んでおりますのでぜひお楽しみに！

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