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「セタオーレーベル」本格始動!
福祉×クリエイターによって誕生した音楽を配信!世田谷区内の福祉作業所で集音した利用者の方々の生活音や活動音を活用し、アーティストが楽曲を制作。音楽を通じて、新たな挑戦や可能性を発信!
世田谷区内の福祉作業所の方々とクリエイターの方々と共に音楽プロジェクト「セタオーレーベル」を本格始動!
<「セタオーレーベル」公式サイト:https://setagayaport.jp/setaolelabel/>
■セタオーレーベル(seta ole label)とは
「音楽」という表現を通じて、福祉という概念やそれぞれの背景を超えた、新たな関係性や価値観を生み出すべく発足されたプロジェクト。
福祉×クリエイターによって誕生した音楽を通じて、新しい挑戦や可能性をかたちにし社会に向けて発信していくことを目指し、世田谷区内の福祉作業所を利用されている方々の生活音や活動音を集音し、一人一人から生まれた世界に一つしかない音と、参加アーティストの方々の感性をかけ合わせて生まれた楽曲を「セタオーレーベル」にて発表していきます。
楽曲配信によって得た収益をレベニューシェアすることで、新たなビジネスモデルの仕組みづくりも目指していきます。
■これまでの取り組み
SETAGAYA PORTの取り組みの一つである「SETAGAYA SOCIAL LABO」に参加するLABOメンバーと一緒に、世田谷区立世田谷福祉作業所に訪問し、スタッフの方々や利用者の方々と一緒に、集音する音を探すワークショップを実施。その後、利用者の方が拍手をする音、歯磨きをする音、パソコン作業をする音(キーボードで文字入力をする音)など、福祉作業所内での普段の生活や活動の中で生まれている音を実際に集音しました。
▼音を探すワークショップの様子
▼集音の様子
世田谷区立世田谷福祉作業所
「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」という法人理念に基づき、利用者の個性・能力・強みに応じて、働く喜びや生きがいのある自分らしい生活を目指して支援を実施。いろいろな形の「しあわせ」があつまる・つくられる「もりあわせ」な施設にという想いを込め、カフェ「しあわ世のもりあわせ」などの運営も行っている。
公式サイト:https://www.setafuku.com/
■3名のコラボレーションアーティスト
Shinji Wakasa「Koe」
<コンセプト>
「利用者さんの生活音や普段使っているものの音、声を素材にして、パレットに絵の具を置いていくように楽曲を制作しました。(Shinji Wakasa)」
〇プロフィール
サウンドデザイナー/アーティスト。
大手企業のイベントやCM・映画音楽、ファッションショーやアートエキシビションへの音楽、音響作品の制作を行なっている。
アーティストワークにおいては、静けさと余白を意識しながら、音の響き/テクスチュアにこだわる事を信条とし、これまでにRottenman Editions Label(Spain)、Archives(Spain)、Inner Ocean Record(Canada)、Fluid Audio label(UK)から作品をリリースしている。
公式サイト:https://www.hitsujisound.com/
monq design「Signs」
<コンセプト>
「高校時代、とある少女と週に一度遊んでいた。
車椅子に座る彼女の指示するまま、落としたこともない針を落とし、暗い室内で一緒にレコードを聞いた。
眠たくなったら、「Enough」のサイン。首を大きく振りながら。(monq design)」
〇プロフィール
2013年カンヌ国際映画祭SFC上映作品「Cheap Ceremony(福尾康平監督)」のサウンドトラックを担当したことをきっかけに、海外の演劇音楽の制作やショートフィルム、映像作品などへ楽曲提供を行う。 2015年にUndo Recordsからリリースした、ギリシャ人アーティストTasmanとの共作アルバム「Ambivert」以降は歌手としても活動を開始。 NHK北海道による地域密着ドキュメンタリー「30DAYS」ではテーマ曲とオープニングナレーションを担当。アンビエントからポップス、生音からエレクトロニカまで、ジャンルに囚われない不可思議系トラックメイカー。
公式サイト:https://www.monqdesign.com/
Hibiki Ueda「Natural」
<コンセプト>
「頂いた環境音をなるべく自然のありのままの状態で使いました。音とピアノでどんな風に遊ぶかな、どんな音楽を一緒に作れるかなと想いを馳せて作りました。(Hibiki Ueda)」
〇プロフィール
5歳からクラシックピアノを、高校からジャズピアノをはじめる。洗足学園音楽大学ジャズ科へ進学し、大学卒業後、単身渡米。ニューヨーク市立Queens College Aaron Copoland School of Muisc修士課程に入学、ジャズ作曲を専攻し、ルイ・アームストロング“サッチモ”アワードにも参加。卒業後にニューヨーク市内のクラブや教会で演奏活動を展開。また、表現者・アーティストの団体“yosemic”を主催。2020年に帰国し、映像音楽作家としても活動するジャズ・ピアニスト/作曲家。
公式サイト:https://www.hibikiueda.com
「セタオーレーベル」では、コラボレーションいただける区内の福祉作業所の方々や、クリエイターやミュージシャンの方を随時募集しております!
<お問い合わせはこちらから>https://setagayaport.jp/setaolelabel/#contact