世田谷の街に新しい音色が、流れはじめた。
いつもの風景、毎日の生活が少しだけ優しく彩られる。


境界線を超えた才を発揮するヒトと、
ヒトが共に音を紡ぎ出した音楽が問いかける。


既成概念を飛び越えて聴いてほしい色とりどりの音楽を。

セタオーレーベル。
(SETAGAYA+Ole+LABEL)


新しい挑戦や可能性を信じる人々を応援したい。
この音楽に触れ、
私たちが創造したい未来に出会う。

A new tone has begun to flow through the streets of Setagaya.The usual scenery and daily life are now a little more gently colored.The music, which is created by people who show their talent beyond the boundary line, asks us a question.We want you to listen to colorful music that transcends preconceived notions.

Seta ole label.
(SETAGAYA+Ole+LABEL)


We want to support people who believe in new challenges and possibilities.Touch this music,and encounter the future we want to create.

(season03)

ハーモニー

▶︎ season03

play all music

Natural Ⅲ
初回から変わらず、頂いた環境音をなるべく自然のまま使用し、今回は詩の朗読が一番映えるように自分の音楽性とのバランスを取ることを楽しみながら制作しました。集音した場所の雰囲気も伝わるよう、半分は劇伴のような入りにしています。
目を瞑れば
かるたを詠むkageさんのお声は凪のようで、心が落ち着きます。昼食後椅子に深く腰掛けて、目をゆっくりと瞑るkageさんを思い出しました。暫くそのまま凪に耳を傾けていると、波が浮かび上がってきました。
再会の幻
03:24
ある夜に次元を超えた生命体との出会い、その存在がどこか懐かしく、もしかすると遥か昔にも出会っていたことを思い出す。時間や空間、次元を超えた記憶が蘇り、不思議な感覚とを想像してみました。
yurari
シンセサイザーの音1種類以外は全てハーモニーさんで集音した音で構成されています。宇宙バスに乗って、重力を受けながら移動する状況を想像しつつ、ハーモニーさんに到着するまでの過程を表現した曲です。
宴は終わりました
大雨の夜に外へ抜け出し、まるで宝のような泥だらけのぬいぐるみを見つける。その夜を宴だと振り返る奥床しさ、そしてその後待ち受ける「合宿」の煌きを曲として表現しました。
otsuge
03:10
僕がハーモニーさんの施設をはじめて訪れた時に感じたのは"懐かしさ"という感覚でした。自然と集まり穏やかに過ごしそしてまた自然と離散していく学生時代に過ごした部室の様なスペース。そんな感覚を大事にして作らせていただきました。
kind & who
エレクトリックピアノとアコースティックギターによる其々のソロを構成に組み込み“ふたりいる”を表現しました。
ころあい
人が集う場所にはきっかけがあり、きっかけにはほどよい「頃合い」が必要で。そんな「ころあい」をハーモニーさんで感じた二人が、訪れた日の空気感を思い浮かべ、語り合いながら一つの楽曲にしました。

season03 episode

season3では、世田谷区上町にある福祉施設「ハーモニー」のみなさんと、過去最多の7名のアーティストで制作した全8曲を発表。ハーモニーで集音した音と、ハーモニーのメンバーが体験した幻覚や妄想に基づいてつくられる「超・幻聴妄想かるた」の7枚の札を楽曲の題材としています。

集音で集めたのは、ハーモニーの皆さんが日ごろ大切にしている活動の中で生まれる64個の音や声。
各曲の題材となるかるたの札を読み上げる声、音楽活動が好きなメンバーのベースやギターの楽器の音、施設で営むリサイクルショップ開店作業の音、週に一度近況報告を話し合うメンバーミーティング(愛のミーティング)の挨拶、喫煙所の換気扇の騒音など、メンバーと話し合いながら「ハーモニーらしい」音を集めています。
集音後、アーティストの方々によって、ハーモニーの空気感や、かるたの札からインスピレーションを得た創造的な楽曲が8曲完成しました。

(season02)

アンシェーヌ藍/ファクトリー藍

▶︎ season02

play all music

まざる音 Factory
かきまぜられて、ぐるぐると回り続ける藍染瓶を覗いていると、しだいに工房の外の景色、街並み、暮らしがすべてこの藍染の渦の中に吸い込まれて、一体になったような気がしました。
まざる音 Restaurant
レストランに響くさまざまな音が、これから運ばれてくる目の前の一皿のために奏でられている事を、たまに忘れてしまうことがあります。お料理にのせられたたくさんの音もじっくり味わう豊かさを大切にしたいです。 
Ai
03:53
藍染・織りの音を楽曲に散りばめてみました。水の音が印象的で特にお気に入り。是非探してみてください。
Hand in Hand
布と藍、水と手、糸とミシン、笑い声と笑顔、工房と空、人と人、左手と右手、和音とメロディ、重なり合い、響き合う
NaturalⅡ
前回のスタイルを引き継ぎ、いただいた環境音をなるべく自然のありのまま使用しました。集音した場所の雰囲気も伝わるようにしたいと思い半分は劇伴のような入りにしました。みなさんとそこにある道具達と一緒に音楽を作っている感覚で作りました。
each piece
03:16
一工程ずつ、一人一人が手作業で丁寧に仕上げていく、自然な流れで作品が出来上がる様子を想像して作ってみました。
one day
04:29
レストランの開店、アルコールスプレー消毒、料理作り、片付けなど、充実した一日を想像して作りました。

season02 episode

season2では世田谷区内の社会福祉法人藍の藍染工房「ファクトリー藍」、フレンチレストラン「アンシェーヌ藍」のみなさんが作業をされている中で生まれる音を集音。
藍染めに使う水をかき混ぜる音、機織りの音、藍染めの模様に使うフィルムケースを外す音、レストランの食器を重ねる音、店内で利用者さんが演奏をされるハープの音など、一人一人が得意な作業や夢中になれる作業を行う中で生まれる35の音を集音しました。

楽曲制作は昨年より引き続きご参加いただいたmonq design、hibiki uedaに加え、[.que]、takeyuki hakozaki、YUJIAの新たな3名が参画。グローバルに活躍する5名のアーティストとのコラボレーションが実現しました。集音時の写真や集音トラックから現場の様子を感じていただき、「ファクトリー藍」「アンシェーヌ藍」からインスピレーションを得た7曲が完成しました。

またseason2ではイメージアート「藍に眠る夢(左)」「青く輝く光(右)」を、濱本一樹さんが制作。濱本さんは、2000年生まれのアーティストでダウン症。幼い頃から絵を描くことが好きで、中学2年生から毎日欠かさず、一編の詩や絵を創作することを日課にしています。今回は集音したファクトリー藍、アンシェーヌ藍への訪問や楽曲からインスピレーションを受け、表現していただきました。

(season01)

世田谷福祉作業所

▶︎ season01

play all music

Koe
利用者さんの生活音や普段使っているものの音、声を素材にして、パレットに絵の具を置いていくように楽曲を制作しました。
Natural
頂いた環境音をなるべく自然のありのままの状態で使いました。音とピアノでどんな風に遊ぶかな、どんな音楽を一緒に作れるかなと想いを馳せて作りました。 
Signs
高校時代、とある少女と週に一度遊んでいた。車椅子に座る彼女の指示するまま、落としたこともない針を落とし、暗い室内で一緒にレコードを聞いた。眠たくなったら、「Enough」のサイン。首を大きく振りながら。

season01 episode

SETAGAYA PORTの取り組みの一つである「SETAGAYA SOCIAL LABO」に参加するLABOメンバーと一緒に、世田谷区立世田谷福祉作業所に訪問し、スタッフの方々や利用者の方々と一緒に、集音する音を探すワークショップを実施。
その後、利用者の方が拍手をする音、歯磨きをする音、パソコン作業をする音(キーボードで文字入力をする音)など、福祉作業所内での普段の生活や活動の中で生まれている音を集音しました。

  • 福祉作業所
    世界に一つだけの
    音楽を集音
  • Track化
    Trackを活用した
    クリエイターによる
    楽曲制作
  • オリジナル音源
    の発信
  • 個人や店舗、
    公共の場等
    での音源活用

福祉作業所 クリエイター 運営管理費 40 % 40 % 20 %
セタオーレーベル
スペイン語/ポルトガル語
頑張れ!いいぞ!応援を意味する言葉
プロジェクトに関わる方々の挑戦する気持ちや、
プロジェクトで生まれた音楽を通じて、
より多くの方に向けたその輪の広がりを後押ししていけるよう、
「セタガヤ」と「Ole」という言葉をかけ合わせ表現したレーベル名。

セタオーレーベルが目指すこと

本プロジェクトは、世田谷区内の福祉作業所の方々とクリエイターの方々と共に、「音楽」という表現を通じて、福祉という概念やそれぞれの背景を超えた、新たな関係性や価値観を生み出すべく発足されたプロジェクト。福祉×クリエイターによって誕生した音楽を通じて、新しい挑戦や可能性をかたちにし社会に向けて発信していきます。
This project was launched to create new relationships and values that transcend the concept of welfare and their respective backgrounds through the expression of “music” in collaboration with people from welfare workplaces and creators in Setagaya Ward. Through music created by welfare workers and creators, the project will give shape to new challenges and possibilities and disseminate them to society.

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