世田谷の街に新しい音色が、流れはじめた。
いつもの風景、毎日の生活が少しだけ優しく彩られる。
境界線を超えた才を発揮するヒトと、
ヒトが共に音を紡ぎ出した音楽が問いかける。
既成概念を飛び越えて聴いてほしい色とりどりの音楽を。
セタオーレーベル。
(SETAGAYA+Ole+LABEL)
新しい挑戦や可能性を信じる人々を応援したい。
この音楽に触れ、
私たちが創造したい未来に出会う。
A new tone has begun to flow through the streets of Setagaya.The usual scenery and daily life are now a little more gently colored.The music, which is created by people who show their talent beyond the boundary line, asks us a question.We want you to listen to colorful music that transcends preconceived notions.
Seta ole label.
(SETAGAYA+Ole+LABEL)
We want to support people who believe in new challenges and possibilities.Touch this music,and encounter the future we want to create.
ハーモニー
play all music
season3では、世田谷区上町にある福祉施設「ハーモニー」のみなさんと、過去最多の7名のアーティストで制作した全8曲を発表。ハーモニーで集音した音と、ハーモニーのメンバーが体験した幻覚や妄想に基づいてつくられる「超・幻聴妄想かるた」の7枚の札を楽曲の題材としています。
集音で集めたのは、ハーモニーの皆さんが日ごろ大切にしている活動の中で生まれる64個の音や声。
各曲の題材となるかるたの札を読み上げる声、音楽活動が好きなメンバーのベースやギターの楽器の音、施設で営むリサイクルショップ開店作業の音、週に一度近況報告を話し合うメンバーミーティング(愛のミーティング)の挨拶、喫煙所の換気扇の騒音など、メンバーと話し合いながら「ハーモニーらしい」音を集めています。
集音後、アーティストの方々によって、ハーモニーの空気感や、かるたの札からインスピレーションを得た創造的な楽曲が8曲完成しました。
アンシェーヌ藍/ファクトリー藍
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season2では世田谷区内の社会福祉法人藍の藍染工房「ファクトリー藍」、フレンチレストラン「アンシェーヌ藍」のみなさんが作業をされている中で生まれる音を集音。
藍染めに使う水をかき混ぜる音、機織りの音、藍染めの模様に使うフィルムケースを外す音、レストランの食器を重ねる音、店内で利用者さんが演奏をされるハープの音など、一人一人が得意な作業や夢中になれる作業を行う中で生まれる35の音を集音しました。
楽曲制作は昨年より引き続きご参加いただいたmonq design、hibiki uedaに加え、[.que]、takeyuki hakozaki、YUJIAの新たな3名が参画。グローバルに活躍する5名のアーティストとのコラボレーションが実現しました。集音時の写真や集音トラックから現場の様子を感じていただき、「ファクトリー藍」「アンシェーヌ藍」からインスピレーションを得た7曲が完成しました。
またseason2ではイメージアート「藍に眠る夢(左)」「青く輝く光(右)」を、濱本一樹さんが制作。濱本さんは、2000年生まれのアーティストでダウン症。幼い頃から絵を描くことが好きで、中学2年生から毎日欠かさず、一編の詩や絵を創作することを日課にしています。今回は集音したファクトリー藍、アンシェーヌ藍への訪問や楽曲からインスピレーションを受け、表現していただきました。
世田谷福祉作業所
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SETAGAYA PORTの取り組みの一つである「SETAGAYA SOCIAL LABO」に参加するLABOメンバーと一緒に、世田谷区立世田谷福祉作業所に訪問し、スタッフの方々や利用者の方々と一緒に、集音する音を探すワークショップを実施。
その後、利用者の方が拍手をする音、歯磨きをする音、パソコン作業をする音(キーボードで文字入力をする音)など、福祉作業所内での普段の生活や活動の中で生まれている音を集音しました。