今回の話し手 篠原駿平さん
地域や社会の課題を学び、世田谷からできることをみんなで考える「SETAGAYA SOCIAL LABO」プロジェクトにおいて、エシカル消費を広めるプロジェクトチームのリーダーとしてイベントの推進を担当。
SETAGAYA PORTはカジュアルにチャレンジできるコミュニティ
かおりん簡単に自己紹介をお願いします。
篠原駿平さん(以下、しのしゅん)今年、29歳になる平成生まれです。出身は茨城県で、大学時代に上京してきました。
もともと人と接する機会が多かったこともあり、「人が楽しめるものはどういうふうにつくるんだろう」「人が興味をもつものはどういうものだろう」ということに興味がありました。
現在は、ITのマーケティングに従事し、「誰かが触れたときにどういうふうに思ってくれるだろうか」というところを考える仕事をしています。
かおりんSETAGAYA PORTに興味をもったきっかけを教えてください。
しのしゅん最初は、SNSの広告だと思います。何かピンと来たんでしょうね。
副業やダブルワークも一般的になり、自分自身も本職とは違う何かにチャレンジしたいと思っていたタイミングだったこともあり、興味を持ちました。
そして、自分が住んでいる世田谷のプロジェクトであったことも大きいですね。まずはカジュアルに関わりながら、自分の経験を活かしてみたいと思いました。
プロジェクトリーダーとして、人と人を繋げる
かおりん真っ先にエシカルプロジェクトのリーダーに立候補してくださったのが印象的でしたが、強い思いがあったのでしょうか?
しのしゅんそうですね(笑)。自分は食に関心が高かったので、このプロジェクトを選択したのですが、キックオフ(顔合わせ会)で「リーダーやる人!」と声をかけられて、すぐにぱっと手を挙げました。
関わるからには、ちゃんとやりたいなと思いました。ある程度の責任をもつことで、自分の納得のいくアウトプットをしたいという気持ちがあったように思います。
また、自分自身がハブになって誰かと誰かを繋げたり、引き合わせたりすることが好きなことでもあるので、SETAGAYA PORTでそれらを体現できたら、プロジェクトも活性化できると考えました。
「出会いの幅と人生の幅は比例する」と思うので、その機会を増やすことは、自身のやりがいでもあります。
(プロジェクト報告会にて、自身のプロジェクトについて発表されている様子)
繋がりが日々の生活を楽しく、豊かにしてくれる
かおりん実際にエシカルプロジェクトを推進した中で、楽しかった瞬間を教えてください。
しのしゅん楽しかったことは、いろいろな人と出会えたことです。SETAGAYA PORTで様々な人と出会ったことで、自分の生活や暮らしの幅が広がりました。プロジェクトでご一緒させていただいたアイアイマーケット(iiMaquet)さんには、定期的に通っています。13時オープンなのですが、行列ができる前に到着する工夫をしたり、特定の日に割引セールをしていて、なお安くなっているのでよく行きます。
SETAGAYA PORTでの出会いをきっかけに、自分の生活の中に新たなスポットやルーティーンを取り込めるということは、楽しく魅力的な出来事のひとつでした。
だからこそSETAGAYA PORTでの活動をきっかけに、僕みたいな人が増えてほしいですね。「出会って、自分の人生が豊かになる。」これこそ、エシカルなんじゃないかと思います。モノや人と出会って、自分の暮らしが豊かになり、幅が広がることで考える機会がまた生まれたりする。参加していること自体が、もうエシカルな活動だなと思います。そういう活動や体験をもっと広げたいと思っています。
今後は、自分自身も世田谷の一個の大きなハブとして、「篠原に言えば、何かあるだろう」みたいな人でありたいですね(笑)。
(プロジェクトの一環で開催したエシカルマーケットでの iiMaquet 出店写真)
かおりんSETAGAYA PORTに興味をもってくださっている方にメッセージがあればどうぞ。
しのしゅんまずは飲みに行きましょう!(もちろん時期が落ち着いたらですけど!)自分のキャラとしては、ここは砕けるポイントです(笑)。
すごく真面目な話をすると、SETAGAYA PORTに参加するということは、プロボノといわれるような活動の一環なので、それを理解した上で目的をもって参加していただくと良いと思っています。その方がより楽しめると思います!もちろん、すべての人が目的意識を強くもって参加されるわけではないと思うので、その目的をつくるために入ってきてもらうというのも、皆にSETAGAYA PORTを使ってもらう意義なのかなとは思います。
(文:コミュニティマネージャー かおりん)
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