2022年12月1日（木）に、株式会社グリーンディスプレイと世田谷区立世田谷福祉作業所の皆さんが、世田谷区烏山川緑道の花壇にbotanibal light（ボタニカルライト）を設置！実証実験として、1年間花壇に設置される予定です。

また今回、SETAGAYA PORTを通じた、区内事業者間の新たなマッチングによって、この取り組みが行われました。

▷SETAGAYA PORT×グリーンディスプレイ・世田谷福祉作業所の取り組みも紹介
・エシカルギフトマーケット（グリーンディスプレイ）
https://setagayaport.jp/news-events/ethical_setagaya_report2

・セタオーレーベル（世田谷福祉作業所）
https://setagayaport.jp/news-events/setaolelabel

botanical lightとは？

ボタニカルライトは、植物が元気に育つ土壌に電極を埋め込み、土壌内で行われる微生物のはたらきによって生まれる電子を電力に変える実証実験中のプロダクト。植物が育つ土壌や、水辺に電極を挿しておくだけで、電源がなくても、植物が元気に育つ環境があれば電力を得ることができる未来のエネルギーです。
▷botanical light：https://www.green-display.co.jp/info/column/info-691/

世田谷区の太子堂小学校をはじめ、商業施設やお店など、さまざまなところで実証実験が行われています。

 取り組み当日も、グリーンディスプレイの皆さんによるボタニカルライトの説明からスタート。 

「電気が流れているということは、電極が入っている土を触るとビリビリするのではないか？」という質問も！
実際に土を触ってみたりライトをのぞいてみたりしながら、これからつくるボタニカルライトを世田谷福祉作業所の皆さんと一緒に体験しました！

電極づくりスタート！

ボタニカルライトの説明を受けた後、実際に土壌に埋める電極づくりを行いました。

電極は、「マグネシウムプレート」とバーベーキューなどで使用する「備長炭」からできており、「備長炭」の電極を世田谷福祉作業所の皆さんと一緒につくりました。

2本の備長炭を1セットにしてチタン線でまとめ、電極をつくります。
チタン線がゆるんで、土の中で備長炭が崩れないようにペンチでしっかり締めていきます。

たくさんの電極が完成しました！

緑道の花壇にボタニカルライトを設置！

つくった電極を設置しに、世田谷区烏山川緑道の花壇へ。

ボタニカルライト1セットにつき、備長炭6セット（12本）、マグネシウムプレート6枚の電極を土に埋めるため、交代で穴を掘りながらスペースをつくっていきました。

土に埋める電極も、イルミネーション部分につなぎ合わせ準備完了！

掘った穴に電極をいれ、ボタニカルライトが点灯しているか確認しながら、土を戻し繰り返し水をあげていきます。

すると...
徐々に、ボタニカルライトに明かりが！
つくった電極から電気が生まれ、無事に綺麗な光が灯りました！

設置したボタニカルライトの実証実験期間は、1年間を予定しているとのこと。
ぜひ、近くにお越しの際は緑道にお立ち寄りください。

最後に

今後も、SETAGAYA PORTがハブとなり、事業者の皆さんやSETAGAYA PORTメンバーの皆さんをお繋ぎしながら、新たなマッチングによって産業の活性化や地域・社会課題の解決に向けた新しい波を世田谷につくりだしていけるよう、皆さんと共に活動を進めてまいります。