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【開催レポート】福祉とわたしがシモキタで出会い直す「フクシのあわいマルシェ」

2026年2月28日(土)、「SETAGAYA PORT」と下北沢発・暮らしながら学ぶレジデンシャル・カレッジ「SHIMOKITA COLLEGE」による1日限定の福祉のポップアップイベント「フクシのあわいマルシェ」を開催しました。

2026年2月28日(土)、「SETAGAYA PORT」と下北沢発・暮らしながら学ぶレジデンシャル・カレッジ「SHIMOKITA COLLEGE」による1日限定の福祉のポップアップイベント「フクシのあわいマルシェ」を開催しました。

会場となったSHIMOKITA COLLEGEには、春の気配を感じさせるフラッグと色とりどりのブースが並び、世田谷区内の福祉施設やプロジェクト、全8団体が出店しました。「福祉」にまつわるモノや表現を通して、来場者との自然な交流が生まれる1日となりました。

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「フクシのあわいマルシェ」とは

「福祉」と聞くと、少し硬いイメージを持つ人もいるかもしれません。

このマルシェは、「福祉だから」ではなく、日常の中のふとした出会いをきっかけに、福祉とわたしたちの関係をつなぎ直す場として企画しました。

手づくりのモノ、アート、音、会話。
その“あわい(間)”に生まれるささやかな交流から、人と福祉の距離を自然に縮めていく。そんな時間を目指しました。


イベント概要


イベント名: フクシのあわいマルシェ
開催日時: 2026年2月28日(土) 11:00〜16:00
会場: SHIMOKITA COLLEGE(東京都世田谷区代田5丁目20−16)
主催: SETAGAYA PORT × SHIMOKITA COLLEGE
入場: 無料

イベントページはこちら
https://setagayaport.jp/news-events/fukushinoawaimarche2026

出店者紹介(全8団体)※順不同

世田谷区内の福祉施設やプロジェクトが集い、個性あふれるプロダクトや体験を展開しました。

1. irodori(玉川福祉作業所)

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刺繍や織物で“今”を表現したカラフルなアイテムが並ぶブース。
カラフルな色使いとシックな表現が混ざり合う自由なデザインは、まさに“化学反応”。

いろんなものを混ぜ込んで生まれる「All OK!」というブランドコンセプトのもと、モノや表現を通して自然と笑顔が広がっていました。

irodoriさんのファンは来場者だけでなく、当日出店していた他の出店者の中にもおり、改めて購入される姿も見られました。また、焼きそばとオムレツのイラストが描かれた袋があり、 「これも商品ですか?」と尋ねると、「これは商品をお渡しする際の袋なんですけど、いい感じなので並べてます〜!よかったら持っていってください!」という、"ALL OK"のirodoriさんらしい、対応も印象的でした。

公式HP:https://www.oomishima.jp/publics/index/15/
公式Instagram:https://www.instagram.com/irodori_tamafuku

2. 画材巡回プロジェクト巡り堂@やすらぎの杜・PoMA

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障害者支援施設 やすらぎの杜・PoMAによる、使われなくなった色鉛筆や絵の具をクリーニングし、再び誰かのもとへ届ける取り組み。ブースでは画材のクリーニング体験も行われ、子どもから大人まで夢中になって手を動かす姿が見られました。

体験者からは「黙々と手を動かす時間が瞑想のようでリラックスできた」「作業をしながら何気ない会話ができる時間が新鮮だった」といった声も。

また、クリーニング後の画材を「施設で活用したい」と話していた他の出店者へ快く提供される場面もあり、イベントの中で小さな“循環”が生まれていました。

公式Instagram:https://www.instagram.com/pomamori


3. わくわく祖師谷

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自主生産品としてパンや焼き菓子の製造・販売を行う福祉作業所。今年度「セタオーレーベル※後述」にて、製造・販売中の環境音を集音し、楽曲制作のコラボレーションさせていただき、当日はセタオーレーベルのブースの隣で販売いただきました。

材料にこだわった食パンやクッキーなどの焼き菓子が並び、人気のパンはあっという間に売り切れていました。

また、世界の偉人をモチーフにしたオリジナルイラストの商品も、多くの方が手に取っていました。

それぞれの商品について尋ねると、こだわりやおすすめポイントを丁寧に教えてくださり、スタッフの方々の商品への愛着や、商品を作っている福祉作業所の利用者の皆さんへの信頼が感じられました。

公式Instagram:https://www.instagram.com/wakuwaku_soshigaya/


4. まもりやま工房

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メンバー一人ひとりの「好き」が形になった雑貨やお菓子が並ぶブース。
カラフルな雑貨や焼き菓子がテーブルいっぱいに並び、来場者が足を止めて商品を眺める姿が見られました。

商品を前に、作り手のこだわりやエピソードを聞きながら選ぶ来場者の姿が印象的でした。

手づくりならではの温かみと素朴さが伝わり、自然と笑顔が広がる空間に。
モノをきっかけに、人と人がつながる時間が生まれていました。

公式Instagram:https://www.instagram.com/mamoriyamagongfang/


5. TETENTOTEN

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世田谷区若林にお店を構えるセレクトショップ。今回は障害のある方が手がけたもの、海外のユニークなアイテムなどが並びました。

一つひとつ丁寧に作られた作品には作り手の個性がにじみ、温かみのある仕上がりが来場者の目を引いていました。

気になる商品について尋ねると、どんな方が作ったのか、アップサイクル素材が使われていること、それぞれの人気の理由などを詳しく教えてくださいました。

店主の谷口さん自身が取り扱う一つ一つの商品のファンであることが伝わり、その想いとともに商品の魅力がより一層感じられました。

公式Instagram:https://www.instagram.com/tetentoten
公式HP:https://tetentoten.com/


6. 世田谷フォント

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株式会社フクフクプラスが手がける世田谷区内の障がいのある人、学生、デザイナーが共創し、手描きの文字や絵から生まれたフォントやパターンを社会にひらいていくプロジェクト。
当日は「世田谷フォント」を使ったオリジナルタンブラーを販売していました。

ブースでは、実際にデザインを見ながら、制作の背景にあるストーリーをスタッフの方が丁寧に紹介していました。来場者は興味深そうに耳を傾けながら商品を手に取っていました。

デザインの背景を聞きながら選ぶことで、単なる商品ではなく、共創の物語ごと持ち帰るような体験となっていました。

公式HP:https://fukufukuplus.jp/12268-2/


7. 世田谷たがいちがいプロジェクト

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「たがいに拍手、ちがいで握手」というコンセプトで取り組む世田谷区のプロジェクト。今回はアートポスター制作ワークショップを行いました。

参加者同士が自然に声をかけ合いながら、「世」の文字を自由にデザインしていく姿が印象的でした。

子どもも大人も関係なく、夢中で手を動かす時間が広がり、完成した作品を見せ合いながら笑顔がこぼれ、“違い”を楽しむ空間が生まれていました。

公式Instagram:https://www.instagram.com/tagai_chigai_pj


8-1. セタオーレーベル(SETAGAYA PORT)

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SETAGAYA PORTの福祉×クリエイターによる音楽プロジェクト。
福祉施設で集音した利用者の生活音や活動音を活用し、全24曲の楽曲を配信。配信で生まれた収益はレベニューシェアされています。

当日はプロジェクト紹介と、セタオーレーベルで集音し楽曲に使用している環境音・生活音を使った音遊びを実施しました。

普段は意識しない生活音が音楽として再構成されることで、新しい視点に気づく時間となっていました。
音楽を楽しむだけで福祉施設を応援できるという仕組みに、多くの人が新鮮な驚きを感じていました。

公式HP:https://setagayaport.jp/setaolelabel/


8-2. ART WALL PROJECT(SETAGAYA PORT)

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SETAGAYA PORTの「Our New Relationship(わたしたちの、あたらしい、かんけい。)」をテーマに、インクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト。

不要になったショッピングバッグを、子どもたちとのワークショップで鳥をモチーフとしたアート作品に制作。その作品を福祉作業所の方々の手によってアップサイクルしたバッグとして販売しました。

カラフルで個性豊かなデザインのバッグに惹かれ、手に取る来場者の姿が見られました。

制作の背景やストーリーに共感しながら商品を選ぶ来場者の姿も多く見られ、アートをきっかけに新しいつながりが生まれていました。

参考記事:https://setagayaport.jp/news-events/upcycleproducts


来場者との交流

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会場のあちこちで自然と対話が生まれました。
ただモノを買う・売るだけでなく、その背景にある物語や想いに触れる時間。

ワークショップでは、大人も子どもも肩を並べ、夢中になって手を動かしていました。
写真や文章だけでは伝わらない、素材の手触りや人の声。

五感を通じて、「福祉」という言葉の持つ少し堅いイメージが、「楽しい」「素敵」という感情へと変わっていく瞬間が生まれていました。
そんな体験の積み重ねが、「福祉」をもっとひらかれた「フクシ」へと変えていく 。その可能性を感じる1日でもありました。


「好きだから」手に取る、その先に

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「福祉だから」ではなく、「好きだから」選ぶ。
その選択の先に、たまたま福祉がある。

SHIMOKITA COLLEGEという若者が集う場での開催は、これまで福祉との接点が少なかった世代にとっても、自分ごととして捉えるきっかけになりました。

「あわい」に生まれたやさしい揺らぎは、参加した一人ひとりの日常となり、これからの世田谷の街を少しずつ彩っていくことでしょう。


これからも続く「あわい」の場へ

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「フクシのあわいマルシェ」は、今回を通じて新たな出会いと気づきを生みました。
SETAGAYA PORTでは、今後も福祉と日常をつなぐさまざまな取り組みを展開してまいります。


■SHIMOKITA COLLEGEについて

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特定の大学や高校に紐づかない、より多様な世代・所属の人々が集って学び合う新しいレジデンシャル・カレッジ。「暮らしながら学ぶ」をテーマに、約120名の高校生・大学生・若手社会人が互いの経験を持ち寄って、偶発的な交流から刺激的な毎日を送っています。下北沢という街全体をキャンパスとして捉え、まちづくりにも携わっています。
参考URL:https://shimokita.college/


■SETAGAYA PORTについて

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“ここから、世田谷をリミックスする”をコンセプトに、世田谷発の持続的なビジネス・カルチャーを生み出していくプロジェクト。世田谷区内外の多様な企業・スタートアップ・フリーランス・会社員・プロボノ・大学・金融機関など、20〜40代の若手の方々を軸に、多様な世代・業種が交流し、新たな波を生み出していくコミュニティプラットフォームです。社会や地域/ビジネスの課題を出発点とし、教育、福祉、防災、アート、エシカルなど、事業者同士や個人とのマッチングも促進し新たなプロジェクトを作っています。
SETAGAYA PORT公式サイト:https://setagayaport.jp/